今日はマイクラ本について、
- コマンドを使ってみたいから本で調べたい
- もっと面白いコマンドを知りたい
- コマンドを学んでプログラミングできるようになりたい
こういった要望にお答えしていきます。
本記事の内容
- オススメできる本を3冊選びました
- コマンド本で学習を進める時の注意点
- プログラミング能力を鍛えるには
当教室ではこれまで、鬼ごっこゲームや人狼ゲーム、レースゲームやタイピングゲームまで、実に30個以上のゲームをマインクラフトで開発してきました。
様々なゲームをコマンドで開発してきた経験から、コマンドの学習におすすめできる本をご紹介します。
※本記事はminecraft統合版/switch対応本になり、Java版では正常動作しない可能性があります
※パソコンが無くてもできますが、キーボードの使用が前提で本を選出しています
オススメできる本を3冊選びました
- マインクラフトのコマンドでゲームが作れる本
- Nintendo Switchで遊ぶ!マインクラフトチート&コマンド完全ガイド
- マインクラフト最強コマンド 超つかいこなしBOOK
それぞれの良い点をご紹介します。
はじめてでも遊んでわかる! マインクラフトのコマンドでゲームが作れる本
現時点で一番オススメできる本がこれです。
この本の良い所は、前半で全く初めての人向けにコマンドの基本的な使い方が書かれており、そこがとてもわかりやすいです。
少なめのページ数でありながら大切なところがしっかりと抑えられています。
使い方としては、この本の前半部分「はじめてのコマンド入門」のところだけをまずやってみましょう。
そうすることでコマンドの基本的な使い方やコマンドブロックの簡単な設定などが一通り理解できます。
もし追加でできそうならその次の「ミニゲーム制作・初級編」に進むとよいです。
但し初級編でも最後の方はscoreboadなどの難しいコマンドが出てきます。
さらに応用編はかなり難しくなってきますので、無理に取り組まずに他の本でコマンドについての理解を深めるとよいです。
Nintendo Switchで遊ぶ!マインクラフトチート&コマンド完全ガイド
この本の最大の特徴は、コマンドで使用する文言の1つ1つの意味が全てふりがなのように記載されているところです。
なんとなく本に載っているコマンドを写して入力して実行した、という段階から、このコマンドはどのような意味でどのような指定ができるのか、という深い理解につなげることができます。
モブやブロック、アイテムのデータ値一覧付きなので、1冊持っていれば辞書代わりにも使えるんです。
気になるコマンド、理解したいコマンドが使われている章を探して、そのコマンドがどういう意味でどのような使われ方をしているか、意味を理解しながら学ぶことができます。
先程ご紹介した「マインクラフトのコマンドでゲームが作れる本」とこの本の2冊を持っておけば、コマンドの学習はほとんど網羅できるのではないかと思うほどです。
「マインクラフトのコマンドでゲームが作れる本」のゲームづくりを進めながら、1つ1つのコマンドの意味を「Nintendo Switchで遊ぶ!マインクラフトチート&コマンド完全ガイド」で理解していく。
この進め方が最もオススメできるコマンドの学習方法です。
マインクラフト最強コマンド 超つかいこなしBOOK
少し古い本になりますが、実は当教室でも以前、この本を教科書的に使っていたことがありました。
コマンドの解説自体は「Nintendo Switchで遊ぶ!マインクラフトチート&コマンド完全ガイド」の方が親切ですが、こちらの本は実用的でわかりやすいコマンドが多いです。
これまでご紹介した2つのコマンド本の他に、もっと色んなパターンのコマンドを知りたいと思った場合はこちらの本がおすすめです。
気になるコマンドをピックアップして、自分で入力して実行してみるという使い方を繰り返すと良いです。
コマンドの追加レシピ的な使い方ですね。
コマンド本で学習を進める時の注意点
「最初から順番に進めようとしないこと」
コマンド本で学習を進める際は、教科書のように最初から順番に1つずつ進めようとしないでください。
コマンド本はなぜか、最初が一番易しく、進むにつれてだんだん難しくなる、といった構成に”なっていません”。
最初の方に、いきなり超絶難しいコマンドが出てくることが当たり前です。
なぜそのような構成になっているのかはわかりませんが、とにかく最初から順番にやらないことを徹底してください。
コマンド入力自体が全くの初めての場合
1番最初にご紹介した「マインクラフトのコマンドでゲームが作れる本」の第1章「はじめてのコマンド入門」からスタートしてください。
まずはここだけを進めることでコマンドの扱い方の基本を学ぶことができます。
ここまでできたら、後はこの本の続きをやるか、他の本から自分がやってみたいコマンドを探して、それを入力して動かしてみる、という流れをおすすめします。
どうせやるならキーボード入力
任天堂スイッチ向けのキーボードも発売されているようです。
マイクラのコマンドは英単語の入力がたくさん出てきます。
本来はpcにて進めることが前提ですが、どうせコマンドをやるなら、スイッチでもキーボードでの入力をおすすめします。
当教室でも小学1年生の子たちでも頑張ってキーボードでの入力をしてくれますし、子供は上達が早いのだんだんできるようになっていきます。
アルファベットは別で学んでおくとよいですね。
プログラミング能力を鍛えるには
本から学び、自分で実践してみる。
この流れができた人はかなり「学習する能力」がついてきています。
次にやるべきことは、本で紹介されているコマンドを、自分なりにカスタマイズしてみる、ということです。
たとえば「マインクラフトのコマンドでゲームが作れる本」に沿ってミニゲームを作ったら、そこに自分なりのルールや機能を付け加えてみる。
そこで初めて「あのコマンドが使えそうだな」とか、「この順番にコマンドを実行すればうまく動きそう」などを想像して組み立てることになります。
この力こそが本当の「プログラミング能力」になります。
数学で例えると、公式を理解して実際に問題を解くのに使いこなせるかどうか、という感じです。
プログラミング教育で一番大切なこと
ここでご紹介したように、
- 自分で考えて組み立てる力
- 本などで自分で調べ、トライ&エラーを繰り返す
この2つができる人は、プログラマーの世界で通用します。
そしてこの2つの能力はプログラマーだけにとどまらず、仕事の世界ではとても大切な力です。
ぜひ、マインクラフトというゲームを通じて、こういった力を身に着けて頂きたいですね。
コマンドについてもっと学びたいと思ったら、当教室でも様々なコマンドの使い方を解説しています。
こちらから、気になるコマンドを見つけてぜひご自身のマインクラフトでも試してみてくださいね!