今回はkillコマンドについて解説します。
killコマンドはマイクラでのゲーム制作にはもちろん、特定のモブだけをキルするといった場面でも使えます。
使い方も簡単で便利ですのでぜひ覚えましょう!
※本記事はminecraft統合版向けです
killコマンドの入力方法
キルコマンドの書き方です。
/kill @e
/kill エンティティをキルするよ
@e 全てのエンティティ(をキルするよ)
これだけです!
これを実行するだけでマイクラの世界に読み込まれている全てのエンティティを検知してキルされます。
動物がスポーンしすぎてしまったときとか、建築マップに間違えてモブを召喚させてしまった場合に一括でキルできるのでとても便利です。
ちなみに@eで"全てのエンティティ"を指定しているので、「サバイバルモードのプレイヤー」も一緒にキルされます。
クリエイティブモードになっていればキルされません。
当然ですがブロックなどは一切影響を受けることはないです。
また落ちているアイテムもこのコマンドで
キルする前に注意すること
このコマンドを実行すると「全てのエンティティがキル」されます。
全ての”エンティティ”の例の一覧です。
- プレイヤー
- 敵対モブ(ゾンビとかスケルトンとか)
- 友好・中立モブ(牛とかオオカミとか)
- 地面に落ちているアイテム
- 防具立て
これからわかる通り、プレイヤーやモブだけではなく、防具立てや落ちているアイテムまでもが「エンティティ」になりますのでご注意ください。
キルする対象を指定する方法
@e と書くことで「全てのエンティティ」をキル対象として指定することができました。
しかし前述のように「サバイバルモードのプレイヤー」もキルされてしまいます。
そこで「プレイヤーだけはキル対象から外す」ということができます。
/kill @e[type=!player]
@e[type=!player] と書くことで、「プレイヤー以外の全エンティティ」という指定ができます。
これを応用すれば「ゾンビだけをキルする」ということもできます。
/kill @e[type=zombie]
@e[type=zombie] ここが「全てのエンティティの中からゾンビだけ」という意味になります。
この部分を「セレクター」と言います。
セレクターを工夫することでkillする対象を自由に変更することができます。
@e[name=なまえ] と書くことで名前を指定してキルすることもできます。
ゲーム制作で使うことも多い
マインクラフトでゲームを作る時にはこのkillコマンドを使用していることが多いです。
例えばPvE形式のゲームを作っている場合、プレイヤーの負けタイミングで
/kill @a
これを実行することで全てのプレーヤーをキルできます。
またmobだけを全てキルしたいという場合は
/kill @e[family=mob]
という書き方もあります。
familyと指定することでMobだけをまとめて指定、ということもできます。
落ちているアイテムだけを全てキルする
/kill @e[type=item]
typeにitemを指定することで落ちているアイテムを全て消すことができます。
プレーヤーが死んでしまってアイテムをばらまいてしまった時などに、このコマンドを使ってアイテムをキレイに消してあげましょう。
tagの指定でもOK
/kill @e[tag=oni]
このようにタグを指定することで、「oniタグがついているエンティティだけをキルする」ということもできます。
これは結構いろんな場面で効果的に使えそうですよね。
以上となります。
killはよく使うコマンドなのでぜひ1度試してみてくださいね!