”プログラミングよりも大切なこと”は東日本大震災が教えてくれた

子供にプログラミングを学ばせる本当の意味はプログラミング教育
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コードウォーズの初投稿の話題は、プログラミング教育サービスをさせて頂いている立場から、「プログラミングよりも大切なこと」というお話しをしたいと思います。

子供にプログラミングを学ばせたい

  • なんとなく最近流行りだからプログラミングを学ばせたい。
  • これからの時代、ITに強ければ有利になる。
  • 親がパソコンやITに疎くて教えられないから。
  • 手に職をつけてほしい 等々

プログラミングを学ばせる・学ぶ意味は誰しもが考えるところです。

もちろん、これからの時代はプログラミングができたり、ITに強いことは仕事ではもちろん、プライベートや自分の趣味を豊かにするという視点でも大変有意義なことは間違いありません。

しかしマイクラを通じて子どもたちに本当に学んでほしいことは、実はプログラミングではないのです。

実際の教室で、子どもたちに伝えたのは

このブログの素案を最初に書いたのは2021年3月11日、東日本大震災からちょうど10年を迎えた日でした。

この日はニュースで「津波で両親と兄弟を失った小学生の女の子」の想いが描かれた特集をやっていました。

いつも通りの日常を過ごしていて、帰ったら家族が全員居なくなっている。

そんなことが現実に起きていたと考えると、なんとも言えない気持ちになってしまいます。

我々コードウォーズは愛知県名古屋市で、実際に店舗の教室でもマイクラプログラミングを子どもたちに教えています。

震災から10年の3月11日、この日も授業をいつも通り行いました。

そこでこの日は特別に、いつもより5分だけ早く授業を終了して、子どもたちに、”伝えたいことがあります”と静かな中で切り出しました。

「今日は何の日かわかるかな?」

「僕の誕生日!!」

と答えた生徒が居て、たしかにそれも正解!という笑いも起きました(笑)

そして同時に、君は優しい子になれるね、と伝えました。

一人の生徒が答えてくれました。

「今日は東日本大震災が起きた日」

そうだね。それがどういうことか、わかるかな。

もし自分の身に起きたことだったら、という体験をする

今日みんなはここにマイクラプログラミングを学びに来てくれて、今日も楽しかったね。

でも、今この瞬間、君たちのお父さんお母さんと兄弟は、津波に飲まれてもうこの世にいません。

この授業が終わったら、迎えに来てくれる人もいないし、帰るところもありません。

そういうことが、現実に起きていたということだよ。

どう感じるかな?

「そんなの絶対に嫌だ・・・」

という言葉と共に、ほとんどの生徒から言葉すら発せられないほど、自分の事として捉えてくれていました。

そして先生とひとつ約束してください。

今ここにマイクラプログラミングを学びに来れているのは、お父さんお母さんのおかげだということ。

そのことに、ありがとうの気持ちをもって、何か1つでよいので行動にあらわしてください。

アルファベットが苦手な子は、abcを覚えるでもよし。

マイクラのコマンドが好きな子は、1つ新しいコマンドを覚えるでもよし。

素直にお父さんお母さんにありがとうと伝えるもよし。

そう伝えると、子どもたちから

「よし、アルファベットやろう」

「帰ったらお母さんに有難うって言おう」

そういった言葉が次々と出てきました。それを聞いて、今日の話をしてよかったなと思いました。

誰かの為に、という視点を持てるかどうか

全てが当たり前じゃないよということ。それは大人でもなかなか意識することができません。

震災やこういった機会に、その都度でも構わないので、今ある毎日に感謝して、周りの人にありがとう気持ちを表すことができるか。

本当に大切にしてほしいことはそういったことなのです。

まずは一番身近な家族や、友達の為に、という視点から始めよう

コードウォーズでは、マイクラでのゲームプログラミングを通じて本当に大切なことを学んでほしいという想いで運営しています。

どう工夫したらみんなが喜んでくれるかな、楽しくプレイしてくれるかな。

そういう考え方で、相手の立場に立ってゲームをプログラミングする。つまり自分が作ったゲームで家族や友達、周りの人を楽しませるにはどうしたらよいか工夫して、自ら作って提供するという経験です。

この経験こそが、これから子どもたちが社会に出てから、必ず活きてくると信じています。

そういうことができるオンライン教室になるよう、日々試行錯誤中です。

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